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RS41や46Gの最大の特徴とも云えるオーバードライブは特に高速走行時大きな威力を発揮します。3速トランスミッションの後ろに電磁式で作動するギヤがあり、予めOと書かれたアンダーパネルのオートラジオスイッチの右側にボタンがありそれを押し込んで置きます。時速50キロ以上となったとき、スピードメーターのOと書かれた緑色のランプがカチンと云う音と共に点滅、1〜2秒アクセルペタルから、足を離しカチンと云う音がしてランプが消えたら、オーバードライブオン。時速42キロ以下になったら、カチンと音がしてオーバードライブがオフとなり通常の3速ギヤとなります。 オーバードライブは力走には向かず、追い越しなど、力走時は強くアクセルペタルを踏むとロックアウトスイッチの機構によりオーバードライブオフになります。尚低速走行時や渋滞時、坂の多い道を走行時は予めボタンを引いて置きオフにしていた方が安全です。 このオーバードライブ機構はまだ沢山40系があった頃からトラブルが多く、今日作動しない車がかなり沢山見られます。作動する車は珍しいので多くは修理する事になるでしょう。そんな訳で整備書を公開します。参考になればと思います。 【オーバードライブ整備書】(jpgデータです) その1/ その2/ その3/ その4/ その5/ その6/ その7/ その8/ その9/ その10 その11/ その12/ その13/ その14/ その15/ その16/ その17/ その18/ その19/ その20 その21/ その22/ その23/ その24/ 経験上オーバードライブの機械的な故障は少なく、大半は電気系統の故障です。比較的簡単に直るケースも多いです。試乗時オーバードライブの作動確認は当然ですが、作動しなくても、機械的な故障となると走行にも支障が出ます。そんな車はパス。勿論作動せず、電気系統の故障なら大幅値引きをせまりましょう。 |
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